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【ブログ】夏こそおススメしたい「温かいお茶」のおはなし
こんにちは。八王子の日本茶専門店・網代園です。
数十年に一度の猛暑が連日続きますが
皆さま、お変わりございませんか。
夏バテや熱中症対策に温かいお茶?
夏になり、キンキンに冷やした飲み物を口にする機会や
冷房の効いた部屋で過ごす時間が増えたのではないでしょうか。
もちろん、適切な水分補給は欠かせませんが
必要以上に内臓が冷えると、体の代謝が悪くなり
だるさや疲れなどの不調を感じやすくなってしまいます。
そんなときは、冷たいドリンクではなく
適度に温かいお茶を選んでみましょう。
冷えて弱った胃腸の働きを助けてくれますし、
少しずつ摂取するので、体内に水分を留めやすいそう。
また、汗は「体温の調節機能」をもっています。
温かいお茶を飲み、あえて発汗を促すことで
体を正常な温度に戻す=体を冷やす効果があるのだとか。
温かいお茶で熱中症対策ができるなんて、意外ですよね。
食中毒予防にもいいって本当?
この時期、もうひとつ心配なのが食中毒。
特に高温多湿な夏には、細菌による食中毒が発生しやすいそうです。
そこで紹介したいのが、日本茶(緑茶)に含まれるカテキンの抗菌・殺菌作用。
近年、インフルエンザウイルスなどの感染予防効果が注目されていますが、
食中毒菌にもその効果を発揮してくれます。
もちろん、常温や冷やしたお茶でも問題ありませんが
80℃以上の高い湯温で淹れると、より多くのカテキンが溶出されるため
カテキン成分を効率的に摂ることができます。
食事中や食後、コップ一杯の日本茶を飲むだけで
十分な効果が期待できるといわれています。
口臭や虫歯の予防にもつながるそうですから、
夏だけでなく、日々の習慣として取り入れてみてはいかがでしょうか。
日本茶は体を冷やす食品?
カテキン以外にも、日本茶には
利尿作用をもつカフェインやカリウムといった成分が含まれています。
体内の余分な水分や老廃物を排出してくれるため
代謝促進、むくみ解消といった嬉しい効果がある一方、
排尿時に体の熱を奪い、体を冷やすことがあるとか。
普段日本茶を召し上がる方は、カフェインの耐性ができており
通常の水分補給には問題ないとの報告もあるようですが
耐性には個人差があるため、冷えが気になる方などは
その日の体調によっては控えた方がよいかもしれません。
なお、どんな飲み物でも
「少量ずつ」「こまめに」が、水分補給のコツだそうです。
まとめ
身近なお茶をうまく活用しながら、
この夏を乗り切ってもらえたらと思います。
それでは皆さま、すてきなお茶時間を。